つくばいについて
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2021/03/01
コラム
「つくばい」とは、漢字では「蹲」・「蹲踞」と書き、茶室がある日本庭園に置かれている、
石や岩をくりぬいて作られた手水鉢の事です。
心身を清めるために、茶室に入室する前に使われていたようですが、現在はそういった理由で設置しているところは
あまりありません。
今は、和風庭園の雰囲気づくりで置かれているところが多い様です。
今回は、そんな「つくばい」についてご紹介します。
▼つくばいの構成
つくばいは、手水鉢を中心に前石・手燭石・湯桶石・水門で作られています。
・前石
手水鉢の前に据えられており、つくばいを使うときに足を置く石です。
・手燭石
夜に茶会を行うときに手燭などの灯りを置くための石。
・湯桶石
冬に茶会をするときに、お湯を入れた桶を置くための石。
・水門
手を洗うときにこぼれた水を受ける砂利や小石が敷き詰められている場所です。
■添え方の順番
つくばいを作るときに、石の添え方には順番があります。
前石から時計回りに、添石→湯桶石→添石→前石→添石→手燭の順番になります。
中心は水門と呼ばれ、蹲から落ちた水を受ける部分となり玉砂利を敷き詰め土中に吸収させます。
▼手水鉢の種類
手水鉢には「自然石手水」、「見たてもの手水」、「創作手水鉢」などの種類があります。
・自然石手水
自然石の形を重視して作られており、富士型・一文字型・鎌型・舟型・誰が袖・司馬温公型・あんこう型などの形があります。
・見立てもの手水鉢
袈裟状の格子模様が入っており、宝塔の塔身を利用して造られています。
・創作手水鉢
手水鉢の多くがこの創作手水鉢です。
創作手水鉢は、棗型・菊型・龍安寺型・布線型・銀閣寺型・桝型などがあります。
▼まとめ
いかがでしたか?一言につくばいと言っても、色々な種類があるんですね。
和風のイメージ作りに、設置してみるのもいいかもしれませんね。